
脳梗塞・脳出血・くも膜下出血で傷病手当金を得る注意点
脳血管障害(脳梗塞・脳出血・くも膜下出血など)によって、急に障害者になってしまう人はたくさんいます。たとえ後遺症が軽くても、病気を発症した直後は安静が必要になり、十分に働くことはできません。 そうしたとき、傷病手当金を利用することで給付金を得ることができます。脳血管障害では入院が必要となるケースが多く、その場合はすべての会社員・公務員で傷病手当金の対象になると考えましょう。 ただ傷病手当金を継続受給するためには注意点があります。場合によっては、意図せずに支給停止になってしまうことがあるのです。無条件で支給される給付金ではないため、脳梗塞・脳出血・くも膜下出血でどのように傷病手当金を活用すればい…

傷病手当金の要件や流れ、手続き:社会保険の加入期間や必要書類
身体障害者や精神障害者を含め、就労困難な人は傷病手当金を利用できます。傷病手当金を利用するためには、当然ながら受給要件を満たす必要があります。 こうした要件としては社会保険への加入や欠勤状況があります。また、必要書類を用意することで申請書類を完成させなければいけません。このときは医師や会社に書類の記載を依頼する必要があり、労務不能であった証明をしなければいけません。 それでは、傷病手当金を得るときはどのような要件や必要書類になるのでしょうか。傷病手当金の受給で必須となる条件について解説していきます。 社会保険に加入している人が傷病手当金を利用できる 傷病手当金を利用する絶対条件として、社会保険…

入院中に傷病手当金へ申請!入院後・退院後も受給可能
身体障害者や精神障害者となった場合、入院が必要になる場合があります。入院中だと、当然ながら働くことはできません。そのため会社員・公務員が入院して給料を得られない場合、傷病手当金の対象になります。 一般的には、通院することによって医師の証明をもらい、傷病手当金へ申請します。ただ入院中の場合、働けないのはより明確であり、当然ながら医師は「労働できる状況ではない」とサインしてくれます。また、入院期間が長くなっても傷病手当金によって生活費を得られます。 それでは入院中の傷病手当金はどのように考えればいいのでしょうか。身体障害者や精神障害者で入院する場合の傷病手当金について解説していきます。 入院中であ…

通院なしで傷病手当金を受給可能?月の通院回数や医師の意見は重要
傷病手当金の受給で必須となる要素の一つに医療機関の受診があります。医師を受診しない場合、何をどうやっても傷病手当金を得られません。 これは、初回受給後も同様です。定期的な通院により、傷病手当金を受けられるようになります。そうしたとき、「通院なしで受給できるのか?」と考える人がいます。これについて、通院してない月について条件を満たせば受給できるものの、定期的な通院なしだと支給対象外になるケースがあります。 それでは傷病手当金を受給している方について、どのように通院することで給付金を得ればいいのでしょうか。傷病手当金で重要な医療機関の受診について解説していきます。 給付金を受給開始で医師の受診は必…

雇用保険の傷病手当:失業保険(基本手当)や傷病手当金との違い
ケガや病気によって十分に働けない人は多く、そうした人は給付金を利用することで日々の生活費を得られます。このとき、雇用保険の傷病手当を利用してもいいです。 雇用保険の傷病手当とは、要は失業保険の一部と考えましょう。つまり、失業者(退職者)で「雇用保険の傷病手当」を利用できます。在職中に得られる傷病手当金とは異なる制度であり、あくまでも既に失業した人で雇用保険の傷病手当を利用できます。 それでは、雇用保険の傷病手当はどのような制度なのでしょうか。受給条件や傷病手当金との違いは何なのでしょうか。そこで、雇用保険の傷病手当について解説していきます。 失業保険として利用される「雇用保険の傷病手当」 まず…

傷病手当金をもらえないケースは何?確実にもらう条件とは
ケガや病気によって働けない場合、傷病手当金は非常に優れる給付金です。ただ、すべての人が傷病手当金を受け取れるわけではありません。 傷病手当金をもらえないケースがあります。例えば受給要件を満たしていなかったり、他の給付金を得ていたりする場合、傷病手当金の対象外です。そこで傷病手当金をもらえないケースを理解して、どのようにすれば給付金を利用できるのか学ぶ必要があります。 傷病手当金をもらえないケースは決まっています。そこで、どのような場合に傷病手当金を利用できないのか解説していきます。 身体障害や精神疾患(うつ病・適応障害など)で給付金を得る 傷病手当金を得るとき、ケガや病気の種類は関係ありません…

個人事業主・無職の国民健康保険は傷病手当金がない!他の給付金利用
個人事業主や学生、主婦、無職などでは、国民健康保険へ加入することになります。そうした人について、身体障害者や精神障害者になってしまうと、その後は十分に働けなくなります。 障害者で十分に働けない場合、給付金の利用を多くの人が考えます。障害者が利用できる給付金の一つが傷病手当金です。そうしたとき、国民健康保険の加入者は傷病手当金を利用できるのでしょうか。これについて、社会保険未加入の人は傷病手当金の対象外です。 そのため、個人事業主や無職(退職後など)の場合は他の給付金を検討しなければいけません。そこで、どのような給付金を利用すればいいのか解説していきます。 社会保険未加入では傷病手当金の対象外 …

違う病気で2回目の傷病手当金を受給可能?別の病気や再発時の対処法
身体障害者や精神障害者で働けない場合、傷病手当金が有効です。このとき、2回目の傷病手当金を考えるケースがあります。 通常、傷病手当金を受け取れる期限が決まっています。ただ別の病気であれば、ゼロの状態から再び傷病手当金を受給できます。また条件を満たせば、たとえ同じ病気であっても「違う病気」となり、2回目の受給が可能になるケースがあります。 それでは、どのようなときに違う病気となり、2回目の傷病手当金を受給できるようになるのでしょうか。 原則は1年6か月の受給期間 傷病手当金を受給するとき、原則として受給期間は最大で1年6か月です。傷病手当金の受給期間について、延長はありません。 例えば途中で仕事…

傷病手当金は社会保険料支払いが必須:退職後の任意継続は微妙
身体障害者や精神障害者にとって非常に重要な生活費となるのが傷病手当金です。ただ傷病手当金をすべて利用できるわけではありません。傷病手当金の受給者では、社会保険料の支払いについても考慮する必要があります。 また人によっては、退職後に社会保険料の任意継続を考える人がいます。任意継続中の傷病は給付金の対象外であるものの、退職前の傷病の場合は条件を満たせば退職後も傷病手当金を受給可能です。 それでは傷病手当金について、社会保険料や任意継続をどのように考えればいいのでしょうか。社会保険料の取り扱いについて解説していきます。 傷病手当金の受給中も社会保険料が発生 給料から強制徴収される税金の中でも、最も重…

傷病手当金の受給中に夫の扶養に入れる?要件は収入で決まる
十分に働けない場合、傷病手当金を受給できます。そうしたとき、傷病手当金の受給中について、配偶者の扶養(夫の扶養や妻の扶養)に入れるのか気になります。 会社員で休業中であったり、退職後であったりして傷病手当金を受け取りつつ、配偶者の扶養になれば、配偶者の所得税を減らすことができます。扶養に入れるかどうかは要件があるため、この条件を満たさなければいけません。 それでは、どのような場合に傷病手当金を受け取りつつ、夫の扶養(または妻の扶養)に入れるのでしょうか。傷病手当金と扶養の関係について解説していきます。 傷病手当金で扶養に入れる? 会社員・公務員などにより、社会保険に加入している人が傷病手当金を…