
ホームレスで保護施設(救護施設・更生施設)を利用するステップ
住所不定者としてホームレスがいます。路上生活者に限らず、ネットカフェ難民についても住所不定なのでホームレスといえます。 こうしたホームレスについて、生活保護の保護施設を利用できます。保護施設には救護施設や更生施設などがあり、これらの施設に住むことでホームレスから脱することができるのです。 それでは、ホームレスが救護施設や更生施設への入居を考えるとき、どのように行動すればいいのでしょうか。ホームレスの保護施設利用について解説していきます。 生活困難者が利用する保護施設 生活保護を受給しており、さらには自力では生活困難な人が保護施設を利用できます。要は、知的障害者や精神障害者、身体障害者が救護施設…

生活保護の医療保護施設の役割や目的、対象者、入所方法
生活保護受給者であれば、保護施設を利用できます。そうした保護施設の中でも、常に医療的ケアが必要な障害者で利用する施設が医療保護施設です。 医療保護施設というのは、要は病院になります。病院にて過ごすことにより、たとえ高度な医療が必要な状態であっても問題なく生活できるようになります。 それでは、医療保護施設の目的や役割、利用方法としては何があるのでしょうか。医療保護施設の活用法を解説していきます。 生活保護が対象者の医療保護施設 保護施設を利用することにより、生活保護受給者は施設にて生活できるようになります。こうした保護施設には種類があり、医療保護施設はその一つです。それぞれの保護施設の目的は以下…

生活保護で宿所提供施設の目的や期限:無料低額宿泊所との違いは?
障害者やホームレスを含め、生活場所を確保できない人はたくさんいます。そこで、生活保護受給者が利用する施設として宿所提供施設があります。生活保護受給者に対して住む場所を提供するのです。 住宅扶助の提供が宿所提供施設の主な目的・役割です。そのため宿所提供施設で介護サービスはないものの、住む場所を求めている生活保護受給者にとって優れます。 それでは、宿所提供施設の目的や入所期限としては何があるのでしょうか。宿所提供施設の利用法や無料低額宿泊所との違いについて解説していきます。 住宅扶助の提供を目的とする宿所提供施設 宿所提供施設とは、生活保護受給者に対して住居を提供する施設と考えましょう。身寄りのな…

生活保護の授産施設とは:作業所との違いや工賃、日中活動の内容
生活保護の受給者が主に利用する施設が保護施設であり、授産施設は保護施設の一つです。こうした授産施設を利用することで、利用者は仕事を通してスキルアップを図れます。障害者やホームレスを含め、生活困難者が授産施設を活用します。 なお障害者に対して働く機会を与える施設として就労支援施設があります。授産施設と就労支援施設は異なり、使い分けなければいけません。 それでは、生活保護での授産施設とは何なのでしょうか。生活保護で授産施設を利用するときの内容について解説していきます。 生活保護法での授産施設とは 保護施設には種類があり、保護施設の一つが授産施設です。それぞれの保護施設について、以下のようになってい…

精神障害者で授産施設を利用する注意点や考え方
精神障害者では、十分に働けない人が多いです。そうした人で生活保護となっている場合、精神障害者が住む場所の選択肢として授産施設があります。または、精神障害者は通所にて授産施設を利用しても問題ありません。 なお授産施設にて住む場合、将来の社会復帰を目指します。ただ、実際には長く授産施設に住む人はたくさんいます。 それでは、どのような精神障害者が授産施設を利用するのでしょうか。また、授産施設を利用するときに何を考えればいいのでしょうか。精神疾患を有する人が授産施設を活用するときの利用法を解説していきます。 精神障害者で授産施設を利用する 生活保護受給者が利用する施設として保護施設があり、保護施設には…

更生施設と更生保護施設の違い:逮捕・起訴歴のある犯罪者が住むには
名称の似ている施設として、更生施設と更生保護施設があります。両方とも犯罪者が利用できる施設であり、刑務所を出た直後であっても利用は問題ありません。逮捕・起訴歴があっても、こうした施設を利用すれば一時的な滞在が可能です。 更生施設は生活保護受給者が利用する施設です。それに対して、更生保護施設は身寄りのない犯罪者が利用します。 それでは、更生施設と保護更生施設にはどのような違いがあるのでしょうか。犯罪者にとって重要なこれらの施設について解説していきます。 更生施設と更生保護施設は異なる 更生施設と更生保護施設では利用対象者がまったく異なります。更生施設に入居する人というのは、犯罪者とは限りません。…

生活保護の更生施設での1日の流れやプログラム内容
生活保護受給者が過ごすための施設には複数の種類があり、その一つに更生施設があります。更生施設で過ごすことにより、独り立ちに向けて訓練を行えます。 更生施設では、1日の大まかな流れが既にきまっています。規則正しい生活を送ることにより、社会生活を送るときに困らないようにするのです。また、人間関係を構築するためにレクリエーションなどのプログラムもあります。 それでは、更生施設を利用するときはどのような生活になるのでしょうか。更生施設での1日の流れやプログラム内容について解説していきます。 更生施設では独り立ちに向けた訓練を行う 保護施設の中でも、更生施設では将来の独り立ちが前提になっています。そのた…

生活保護が対象の更生施設とは:目的や入所方法、入所要件
保護施設の一つに更生施設があります。障害者やホームレスを含め、生活が困難になっている人が入所し、独り立ちに向けて訓練する施設が保護施設です。 他の保護施設に対して、更生施設はあくまでも独り立ちが前提となっています。そのため障害者が利用するにしても、軽度の人が対象になります。そのため生活保護であっても、すべての障害者で更生施設が優れるわけではありません。 それでは、更生施設の目的や入所方法、対象者はどのようになっているのでしょうか。更生施設とは何かについて解説していきます。 生活保護で利用できる更生施設の対象者 生活保護受給者が主に利用する施設として保護施設があります。これら保護施設の一つが更生…

精神疾患(うつや統合失調症など)で更生施設を利用する
精神疾患を抱えている精神障害者について、更生施設を利用する人がいます。生活保護受給者が利用する施設が保護施設であり、保護施設の一つが更生施設です。 将来の独り立ちが前提となる施設が更生施設です。そのため軽度の精神障害者について、更生施設へ入所した後、数年が経過したら独り立ちに向けて退所することになります。ただ精神症状が悪化して長期入院する場合、強制退所の対象になります。 それでは精神障害者が更生施設を利用するとき、何を考えればいいのでしょうか。うつ病や統合失調症など、精神疾患を抱える人の更生施設の利用法について解説していきます。 精神障害者は更生施設の利用者が大多数 生活保護受給者であり、精神…

救護施設と入所施設・障害者支援施設の違いは何か?
障害者が生活するための公的施設は複数あり、その中に救護施設や入所施設(障害者支援施設)があります。障害者が施設内に住み、生活するという点で両者は同じです。ただ、施設の形態が違うので救護施設と入所施設は別物になります。 救護施設は生活保護を受給する障害者やホームレスが生活する場所です。それに対して、重度の障害者のみ利用できる施設が障害者支援施設です。 それでは救護施設と入所施設(障害者支援施設)について、どのような違いがあるのでしょうか。両者の内容について解説していきます。 施設の規模は大きく、外に出る必要はない 救護施設も入所施設(障害者支援施設)も施設の規模は大きく、施設内に50人以上の障害…