さまざまなメリットを得られるのが障害者手帳を用いた割引です。そこで障害者手帳を活用することにより、公共料金の割引を考えましょう。

公共料金の中でも、高額になりやすい支出が電気代や水道代、ガス代です。それでは、電気料金や水道料金、ガス料金は障害者手帳による割引が可能なのでしょうか。結論をいうと、電気代とガス代については割引が無理ですが、水道代は障害者手帳による割引が可能です。

また、障害者手帳を利用してその他の公共料金も割引できます。そこで、電気料金や水道料金、ガス料金以外にも着目しましょう。

それでは、どのように障害者手帳を用いて公共料金の割引をすればいいのでしょうか。公共料金の障害者割引について解説していきます。

電気代・ガス代の割引は障害者手帳で期待できない

公共料金の中ですべての人が消費し、さらには高額になりやすいのが電気代とガス代です。電気料金・ガス料金の割引があれば非常に優れます。

ただ残念ながら、障害者手帳で電気料金・ガス料金の割引はありません。そのため、健常者と同じ料金を支払うことになります。

障害者割引があるかどうかというのは、会社側の判断によります。電気とガスは公共性が高いものの、運営しているのは一般企業です。こうした一般企業が障害者割引をしないと判断しているため、障害者はこの決定に従わなければいけません。

水道料金は障害者手帳で割引可能

一方で水道料金については、障害者手帳を用いることで割引できます。自治体によって割引の内容が異なるため、あなたが住んでいる自治体の内容を確認する必要はあるものの、障害者手帳を活用することで水道代を抑えることができます。

例えば以下は神奈川県川崎市の内容です。

精神保健福祉手帳1級を保有している障害者について、水道料金と下水道使用料金の両方を合わせた月3080円までの減免となっています(川崎市では身体障害者や知的障害者への水道料金の割引もあります)。

重度の障害者であったり、複数の障害を併せ持っていたりする人が対象であり、軽度の障害者は対象でないケースが多いです。ただ重度の障害等級であれば、障害者手帳を用いることによって障害者割引を利用できるのです。

水道代の割引内容や対象者は自治体によって異なる

なお前述の通り、水道代の割引内容は自治体によって異なります。そこで、対象者になっているかどうかについて確認しましょう。

通常、以下の障害者手帳を保有している人が世帯にいる場合、水道料金が減額されます。

  • 身体障害者手帳1~2級
  • 療育手帳:A程度(IQ35以下)
  • 精神障害者保健福祉手帳1級

ただ、より基準を厳しく設定している自治体はたくさんあります。例えば以下は東京都杉並区の水道代減免に関する内容です。

水道料金の減免となる対象障害者について、「児童扶養手当や特別児童扶養手当を受け取っている人のいる世帯」となっています。つまり、障害児のいる世帯や一人親世帯に限られます。身体障害者手帳や療育手帳(愛の手帳)、精神保健福祉手帳を保有していても、大人は関係ありません。

そのため多くの人で利用できず、厳しい内容になっていますが、このように自治体によって内容が大きく異なると理解しましょう。

障害者手帳によるその他の公共料金割引

それでは、水道料金のほかに可能な公共料金の割引はあるのでしょうか。公共性の高い支払いについて、障害者手帳を用いることで以下の割引が可能です。

  • 公共交通機関:電車・新幹線・バスなど
  • NHK料金

それぞれの内容について解説していきます。

電車・新幹線・バスなどの割引

すべての人が公共交通機関を利用します。障害の程度によって異なりますが、重度の身体障害者・知的障害者(第一種)の場合、電車・新幹線での乗車料金が半額になります。

乗車券内容
普通券大人用・小児用
回数券大人用・小児用
定期券大人用のみ
ICカード大人用・小児用

単独乗車ではなく、介護者がいる状態でなければ半額にはならないものの、電車や新幹線の乗車券が大幅に安くなります。

またバスについても障害者手帳を利用することで半額になることが多いです。乗車時または降車時に障害者手帳を提示することで費用を安くできるのです。

NHK料金の割引

また公共料金という意味では、NHK受信料についても同様です。NHKは公共性の高い事業体であるため、障害者手帳を保有することによる受信料の割引があります。

これについてはNHKの公式サイトで公表されており、重度の障害者手帳をもつ場合は半額になります。

NHKの料金は高額であるため、支払っている人は障害者手帳を利用することで利用料金を抑えましょう。

障害者手帳によって公共料金を抑える

すべての人が公共料金のお金を支払います。特に重要なのはライフラインである電気・水道・ガスです。このうち、電気料金とガス料金の割引はありません。

一方で水道料金の障害者割引は存在します。自治体によって割引額や対象者は大きく異なるものの、毎月の水道料金が安くなるのは優れています。多くは重度の障害者が割引対象になり、世帯に障害者がいる場合は積極的に活用しましょう。

その他の公共料金では、電車や新幹線、バスなどの公共交通機関を利用するときに割引が可能です。NHK料金についても、障害者であれば割引できます。

障害者手帳によって割引できる公共料金には種類があります。自治体によっても内容が変わるため、障害者割引の対象になっているかどうか調べましょう。

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