障害者が短期入所(ショートステイ)を利用するとき、それぞれのショートステイには種類があります。具体的には、ショートステイには空床型・併設型・単独型があります。

種類が違えば、当然ながらそれぞれの障害者施設の形態も異なります。ショートステイを提供している事業者には重度障害者向けがあれば、子供向けもあります。そこで短期入所の中でも、どのような事業所が最適なのか理解しなければいけません。

それでは、短期入所が可能な事業者の種類や違いとしては何があるのでしょうか。ショートステイでの空床型・併設型・単独型について解説していきます。

ショートステイの種類は何があるのか

障害福祉サービスの一つに短期入所(ショートステイ)があります。ずっと障害者施設に入居するのではなく、月のうち数日(または数十日)の滞在をするのがショートステイです。こうした短期入所には以下の種類があります。

  • 空床型:施設の空いている部屋を利用する
  • 併設型:施設にある短期入所専用の部屋を利用する
  • 単独型:短期入所用の部屋のみを提供

それぞれの種類について確認しましょう。

空床型(空床利用型)の障害者グループホームを利用

複数の障害者が共同生活を送る障害者施設に障害者グループホーム(共同生活援助)があります。働くことのできない低所得者であっても、障害者グループホームであれば問題なく生活できます。

こうした障害者グループホームについて、部屋に空きのあるケースはよくあります。そこで、空床の部屋を利用してショートステイを受け入れるのです。これが空床型(空床利用型)です。

空床型では、「メインで生活している障害者」がいる施設で寝泊まりすることになります。そのため、ショートステイ先での生活は障害者グループホームで過ごしているのと同じになります。例えば以下は実際の障害者グループホームであり、こうした障害者施設の一室を利用して短期入所します。

いずれにしても、既に稼働している障害者施設の空床利用によってショートステイが可能になります。

・体験利用でショートステイを活用する人は多い

なお障害者グループホーム(共同生活援助)へ入居する前に短期入所を活用する人は多いです。ショートステイによって体験利用することにより、障害者グループホームの雰囲気を理解するのです。

障害者にとって、障害者グループホームは家と同じです。ずっと同じ場所に住むことになるため、入居者や世話人の様子、過ごしやすさなどを体験すれば失敗が減ります。そのためお試しの意味でも、空床利用型による体験入居は重要です。

併設型は日中支援型や入所施設がメイン

それに対して、ショートステイには併設型もあります。空室を利用するのではなく、ショートステイ専用の部屋を用意して提供しているというわけです。

障害者グループホーム(共同生活援助)で併設型のケースはあるものの、軽度や中程度の障害者が生活する施設で併設型はどうしても少なくなります。ショートステイは単価が低く、併設型の場合、採算が合いにくいので避けられる傾向があるからです。

一方で重度の障害者向けの施設であれば、基本的に併設型となります。こうした重度の障害者を受け入れる施設に日中支援型グループホームや入所施設(障害者支援施設)があります。例えば、以下は日中支援型グループホームです。

日中支援型グループホームの場合、短期入所の併設が必須となっています。また入所施設(障害者支援施設)についてもショートステイが併設されています。

日中支援型グループホームや入所施設の場合、重度の障害者向けとなる施設であるため、非常に重度の心身障害者であっても問題なく受け入れてくれます。なお、こうした重度の障害者施設では夜間対応を含めて24時間の介護が提供されます。

単独型の事業所は子供(障害児)向けが多い

また短期入所施設の中には、常に入居している人はおらず、ショートステイ用の部屋のみを提供している障害者施設もあります。こうしたショートステイのみの施設が単独型です。空床型や併設型に比べると、単独型の短期入所施設は数が少なくなります。

前述の通り、ショートステイは単価が低いです。そのため、単独型のショートステイを運営している事業所では、短期入所だけを提供していることは少なく、生活介護や就労継続支援、放課後等デイサービスなど、他の障害福祉サービスについても提供しているケースが多いです。

また障害者がいつも住んでいるわけではないため、常に収益を見込めるわけではありません。さらには、必ず毎日障害者が利用するとは限らないため、空床型や併設型に比べて夜間の人材確保が難しいなどの問題もあります。

・障害児向けの施設がメインになる

ちなみに、単独型の短期入所施設は子供(障害児)をメインにしているケースが多いです。大人の障害者では、ショートステイの需要がものすごく大きいわけではありません。基本は実家や賃貸に住めばいいですし、親元を離れるにしても障害者グループホームへ入居すれば問題ありません。

一方で子供については、親が障害児を一時的に預ける需要が非常に大きいです。障害児を預けることで親は遠出が可能になりますし、ショートステイを利用している間は他の子供の面倒を見ることができます。そのため、単独型では子供をターゲットにしている施設が多くなります。

種類にこだわらず空きのある施設を見つける

短期入所(ショートステイ)を利用するとき、こうした種類はあるものの、実際のところは「短期入所施設の種類に関係なく、事前に契約をしておく」ようにしましょう。

直前になって短期入所を利用したいと思っても、空きのないケースがよくあります。また、早めの予約をしても既に埋まっていることがよくあります。

そのため、通常はショートステイを提供している施設と複数契約しておきます。そうして、実際に利用するときに「事前に契約していた短期入所施設の中から、予約可能な施設を探す」ようにしましょう。

ショートステイを利用するにしても、空きがなければ意味がありません。そこで、短期入所施設にこれらの種類や違いがあることを認識しつつ、複数の事業所と契約して活用するといいです。

ショートステイの事業所には種類がある

障害者が利用する障害福祉サービスで短期入所はメインの一つです。このとき、短期入所施設には複数の種類があります。

ショートステイの事業所には空床型・併設型・単独型があります。短期入所では空床型と併設型がメインであり、障害者グループホームなどでの空室を利用するタイプが空床型、ショートステイ専用の部屋を併設しているタイプが併設型です。

一方で単独型は少ないものの、ショートステイのみを提供している施設も存在します。この場合、他の障害福祉サービスを提供しつつ、子供(障害児)をターゲットにしていることが多いです。

ショートステイの提供施設には、こうした違いがあります。ただ実際に利用する場合、複数の事業所と事前に契約して、ショートステイの依頼日が判明したら早めに予約を入れるといいです。

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