視覚障害者に特化した公的サービスが同行援護です。外出支援をしてもらうとき、同行援護を活用することで視覚障害者は外出できるようになります。

視覚障害者は当然ながら、眼が不自由です。そのため外出時には視覚情報の提供が必要になります。そこで、同行援護のときに代読してもらうことでヘルパーが視覚障害者の目の代わりとなります。こうして、必要な選択や行動が可能です。

また同行援護で重要な内容に代筆もあります。外出時に必要な情報を記入してもらうことで、スムーズに手続きできるようになります。

それでは、同行援護を利用するときに代読・代筆をどのように活用すればいいのでしょうか。同行援護での代読・代筆について解説していきます。

同行援護に特徴的な代読・代筆

障害福祉サービスや自治体の制度では、障害者に対する外出支援サービスがいくつも存在します。例えば以下になります。

  • 居宅介護
  • 同行援護
  • 行動援護
  • 移動支援

この中でも、視覚障害者が利用できる障害福祉サービスが同行援護です。同行援護は視覚障害者にとって目の代わりとなるサービスです。そのため、代読・代筆は同行援護に特徴的なサービスといえます。

代読により、必要な視覚情報を提供してもらう

外出するとき、代読してもらうことでわかることは多いです。例えば、代読の範囲としては以下があります。

  • 郵便物
  • 公文書や契約書類
  • 会議の資料
  • 請求書・レシート
  • 買い物の情報

他にも、さまざまな場面で代読は有効です。例えば医療機関や役所で順番を待つとき、電光掲示板の番号による呼び出しで代読は重要です。

要は、外出時のさまざまな場面で代読が有効になると考えましょう。

買い物での視覚情報の提供例

なお、代読がないと外出時に適切に行動できないことはよくあります。例えば買い物で同行援護を利用するとき、弁当を購入するとします。このとき、一つの弁当を購入するにしても以下のような情報が代読によって提供されます。

  • 中身:小さいぶりが入った、からあげ弁当(卵焼きときんぴらごぼうが他に入っている)
  • 大きさ:横20cm、たて15cmほど(一人分)
  • 値段:一つ600円
  • 個数:同じ弁当が3つ
  • 賞味期限:明日までに食べる必要あり
  • 種類:他にどのような種類の弁当があるのか

このように、一つの買い物をするにしても多くの情報が必要になります。そのため、同行援護での代読は重要です。

外出時の代筆で必要な手続きをしてもらう

また同行援護で必要となるサービス内容に代筆があります。外出時に書類記入が必要になることは多く、以下のような場面で代筆が役立ちます。

  • 病院・クリニックの受診
  • 役所での手続き
  • 手紙

この場合、ヘルパーによる代筆で書類作成がスムーズになります。

一方で同行援護での代筆が不適となる場面も存在します。例えば以下のような、お金や資産(土地など)に関わる契約では代筆してもらうことができません。

  • 金銭の貸し借り・借用書
  • 小切手・手形(現金の代わりになるもの)
  • 不動産の売買契約書

お金に関する書類をヘルパーが代筆するのは不適です。たとえ視覚障害者であっても、本人の意思により、本人が契約しなければいけません。

自ら署名する場合はどうするのか

それでは、視覚障害者が自ら署名しなければいけない場面ではどうすればいいのでしょうか。例えばパスポートやクレジットカードの申請をするとき、視覚障害者であっても直筆のサインを求められます。

この場合は代筆ではなく、「どの場所にサインすればいいのか」をヘルパーが伝えることで、視覚障害者が直筆にてサインできるように支援します。

また直筆でのサインを求められる場面については、重要な契約内容であることが多いです。そこで同行援護では、サインの前に契約内容の代読をしてもらうことで、障害者は内容を把握しておく必要があります。

自宅内の代読・代筆は居宅介護で行う

なお同行援護は外出支援サービスになります。言い換えると、自宅の外で提供される障害福祉サービスです。

ただ場合によっては、自宅内で代読・代筆をしてもらいたい場面があります。この場合、同行援護を利用することはできません。そうではなく、居宅介護(ホームヘルプ)を利用しましょう。

身体介護や家事援助などが居宅介護の役割になります。そのため、同行援護とは役割が大きく異なります。また視覚障害者以外にも、さまざまな種類の障害者がホームヘルプを利用するため、ヘルパーが必ずしも代読・代筆に慣れているわけではありません。

そうはいっても、同行援護は外出時に利用するサービスであり、自宅内でのサービス提供ができない以上、自宅内での代読・代筆は居宅介護にて依頼しましょう。提供される場所が自宅なのか、それとも自宅外なのかによって「同行援護による代読・代筆を依頼できるかどうか」が違ってきます。

同行援護に特徴的な代読・代筆

障害福祉サービスで外出支援を依頼するのは普通です。そうしたとき、同行援護による外出は視覚障害者にとって重要です。

同行援護に特徴的な支援内容が代読・代筆です。視覚障害者にとって目の代わりになる外出支援サービスが同行援護であり、代読や代筆によって視覚障害者に必要な情報が提供されるようになるのです。

代読や代筆のサービス提供範囲は広く、外出時に必要なあらゆる場面の内容がカバーされます。ただ代筆については、お金や資産が関わる内容であったり、本人の直筆サインが必須だったりする場合、例外的にヘルパーによる代筆はできません。

視覚障害者で同行援護を活用する場合、こうした代読・代筆の内容を理解したうえでサービスを利用するといいです。

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