外出支援サービスは障害者にとって重要です。このとき、場合によっては現地集合・現地解散によって外出支援を依頼したいと考えることがあります。

一般的には居住している家が始点と終点になります。ただ、利用法によっては特定の場所で待ち合わせをして、現地集合・現地解散をしても問題ありません。

なお現地集合・現地解散をする場合は事前に注意点を理解する必要があります。そこで、どのように考えて外出支援での現地集合・現地解散を行えばいいのか解説していきます。

通常は自宅が起点・終点になる

同行援護・行動援護・移動支援を利用するとき、通常は自宅が起点・終点となります。自宅から出発し、帰宅するのであれば何も問題ありません。

このとき行動援護は重度の知的障害者・精神障害者(特に自閉症)が利用するサービスです。そのため家族による送迎がある場合を除いて、ほぼ確実に自宅が始点・終点になります。

一方で障害の程度が軽度であったり、自らの意思で動けたりする障害者の場合、自宅から出て近くの駅やバス停、ビルまで出向けることはよくあります。

同行援護は視覚障害者で利用できます。また、移動支援は障害者であればほとんどの人で利用可能です。そのため自宅からの外出を自ら行える人の場合、同行援護や移動支援を利用することで「特定の場所で待ち合わせをして、現地集合・現地解散ができないか」と考えるのです。

同行援護は現地集合であっても問題ない

このとき、同行援護は現地集合・現地解散であっても問題ありません。つまり同行援護を利用するとき、必ずしも自宅が始点や終点である必要はありません。

視覚障害者であっても、特定の場所であれば一人で外出できる人は多いです。こうした人について、毎回自宅からの外出支援サービスを依頼する意味はありません。

また、視覚障害者にとって同行援護で重要な内容に代読・代筆があります。こうした作業を特定の場所でヘルパーに代行してもらうことで、効率的に作業を進められるようになります。

現地集合・現地解散では必ず移動する必要あり

なお外出支援サービスを利用するとき、同行援護で現地集合・現地解散が可能とはいっても、必ず移動を発生させる必要があります。

例えばビル(現地・目的地)で集合して、会議・セミナーに出席するとします。この場合、ビル内で移動の援助や資料の代読をしてもらい、必要であれば代筆が可能になります。

ただ同じ場所で現地集合・現地解散となると、どこかへ移動していません。同じ敷地内では移動しているものの、特定の場所から特定の場所へ移動していないのです。この場合、同じ場所での現地集合・現地解散で同行援護を利用することはできません。

この状態を回避するため、現地集合・現地解散ではあっても少しの移動を含めるようにしましょう。例えば、以下のように設定します。

  1. 集合:駅(現地)
  2. 駅からビルA(目的地)へ移動
  3. ビルAから駅へ移動
  4. 解散:駅

同じビル内での現地集合・現地解散では利用不可であるものの、「駅(集合) → ビルA → 駅(解散)」であれば移動が発生しています。少し面倒ではあるものの、このような使い方によって待ち合わせ場所を設定しましょう。

移動支援は原則、自宅が始点・終点

同行援護・行動援護は国の制度であるため、基準は全国で同じです。一方で移動支援は自治体の制度であるため、自治体によって中身が異なります。

このとき、移動支援の利用で「特定の場所での待ち合わせは利用不可であり、原則として自宅が始点・終点である必要がある」と規定している自治体は多いです。例えば、以下のようになります。

ここには、「移動支援は原則自宅を起点・終点とする」と記されています。もちろん例外として自宅以外を起点・終点にできるケースはあるものの、基本は自宅から出発して、自宅に帰らなければいけません。

ただ前述の通り、移動支援は自治体によってサービス内容が異なります。例えば以下の自治体では、移動支援の利用で現地集合・現地解散が可能になっています。

いずれにしても、自治体によって移動支援の内容が異なります。そこで現地集合・現地解散については、あなたが住んでいる自治体の中身を確認しましょう。

現地集合の場合、待ち合わせ方法の確認が必須

なお実際に現地集合・現地解散をする場合、待ち合わせ方法の確認が重要になります。例えば駅で待ち合わせするにしても、駅には複数の出口が存在しますし、駅には多くの人が待ち合わせをしています。

そこで、以下の情報を事前に確認しておきましょう。

  • 具体的な集合場所(〇〇駅の〇〇改札を出た直後など)
  • 互いの連絡先(電話番号など)
  • 待ち合わせ時間

自宅であれば、ヘルパーがどの時間に迎えに来ても問題ありません。利用者は自宅で待機していればいいです。一方で外で待ち合わせをするとなると、外出先で会う必要があります。そのため、確実に会えるように事前に情報交換しておかなければいけません。

同行援護・移動支援で待ち合わせを行う

障害者の外出支援で最も一般的な方法は「自宅が始点・終点になる」という方法です。ただ場合によっては、自宅の外で待ち合わせするほうが都合のいいケースは多いです。

この場合、同行援護は現地集合・現地解散が可能です。ただ、目的地での現地集合・現地解散はできません。集合・解散の場所(現地)と目的地の間に必ず移動が発生する必要があるため、近くの駅やデパートなどで待ち合わせをした後、目的地へ出向くようにしましょう。

それに対して移動支援については、原則として自宅が起点・終点でなければいけないケースがよくあります。ただ判断は自治体によって異なるため、あなたが住んでいる自治体での移動支援の内容を確認しましょう。

外出支援サービスを利用するとき、現地集合・現地解散は可能です。ただ決められたルールがあるため、どのように待ち合わせをすればいいのかを含めて事前に把握するといいです。

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