障害者・障害児が短期入所(ショートステイ)の利用を考えるとき、一つの問題として「ショートステイ先が少ない」ことが挙げられます。つまり、予約をしようとしても空きがないのです。

少なくとも、短期入所では直前になってすぐの利用が難しいです。空きがないため、すぐ入れる施設が少ないのです。そこで早めの予約が必要ですし、ショートステイ先を複数利用するのは有効です。

それでは障害者・障害児がショートステイを利用するとき、予約についてどのように考えればいいのでしょうか。障害者の短期入所で空きがない状況を解決するためのアイディアを解説していきます。

予約は1~2か月前:空きがないのは普通

ホテルを利用する場合、直前の予約であってもすぐ利用できます。一方でホテルとは異なり、短期入所は障害者・障害児の数に比べて受け入れ施設が非常に少なく、直前になってすぐ入れるとは限りません。むしろ、既に予約で埋まっている場合が多いです。

そのためショートステイを利用したい場合、通常は1~2か月前に予約を入れておく必要があります。

もちろん直前にならないと予定がわからないケースは多いです。ただすぐ入れる施設は少ないため、直前になって予約をしても空きがほとんどないことは理解しなければいけません。

ショートステイは儲かりにくく、施設が少ない

障害福祉サービスの中でも、ショートステイは施設数が少なくなりがちです。この理由として短期入所は儲かりにくく、多くの障害者施設でショートステイをやりたくないからです。

例えば障害者が短期入所を利用するとき、日割り家賃の請求がありません。これはつまり、障害者施設が家賃分を肩代わりしなければいけないことを意味しています。そのため、その分だけ利益は薄いです。

また障害者グループホーム(共同生活援助)とは異なり、常に障害者が施設を利用しているとは限りません。ショートステイの場合、平日を含めて、日によっては施設に空きを生じることもあります。利用者の数が一定ではないため、夜勤人材の確保が難しくなります。

さらには、ショートステイでは利用者の直前キャンセルがひんぱんに発生します。この場合、障害者施設はホテルとは違って「滞在費の全額を徴収する」などはできず、サービス料を得られない分だけ損失が大きくなります。

こうしたさまざまな要因により、ショートステイは儲からない要素が詰まっています。そのため、どうしてもショートステイできる施設は少なくなりがちなのです。

土日は特に予約を取りにくい:継続利用はおすすめ

なお、ショートステイは特に土日で予約を取りにくいです。土日に障害者を預けたいと考える家族がたくさんいるからです。そのため、特に土日の利用では可能な限り早めの予約が必要です。

このとき、予約を取りやすくする方法の一つに継続利用があります。単発で利用するのは問題ないものの、継続的に「月の〇日から〇日まで利用する」などを決めておくと同じ施設の予約を取りやすくなります。

施設側からすると、継続利用してくれるほうが当然ながらありがたいです。継続利用の障害者・障害児であれば直前での急なキャンセルは少ないですし、施設としては売上予測を立てやすいです。また、継続利用するとわかっていれば、1~2か月先に限らず、より先まで含めて予約を取れるかもしれません。

また障害者の多くは環境の変化を嫌います。そのため障害者・障害児にとっても、同じショートステイ先で定期的に過ごせるのは優れています。施設スタッフも障害者の取り扱いがわかるため、より介助しやすくなります。こうした理由から、可能なら定期的に利用するといいです。

すぐ入れるための複数利用は有効

なお定期的に継続利用していたとしても、早めの予約をしていても、ショートステイ施設の数が少なく予約を入れにくい事実は同じです。

そのためショートステイと契約するとき、1か所だけでなく、2か所以上の施設と契約するのをおすすめします。もちろん2か所利用ではなく、3か所利用でも問題ありません。もし一つの施設が予約で埋まっていても、他の施設へ連絡をして空いていればショートステイを利用できます。

なお短期入所を利用するとき、事前の見学・契約が必須です。すぐ入れるわけではなく、契約した人のみ短期入所が可能であるため、予約候補先を増やすために複数施設と事前契約しておきましょう。

・月の利用日数は決められている

なお2か所利用やそれ以上の複数利用を含めて、契約するショートステイ先は多くても問題ないです。ただ、月の利用日数は事前に決められています。例えば以下の障害者では、月20日までのショートステイ利用となります。

どのショートステイ先を利用してもいいですが、事前に決められた利用日数を超えないように短期入所にて滞在しましょう。

他の自治体まで含めて契約しておく

ちなみに複数のショートステイ先と契約する場合、他の自治体まで含めて検討しておくといいです。いま住んでいる市区町村にこだわる意味はなく、隣の市であっても距離は近いです。

また住んでいる場所によっては、他の都道府県であっても問題ありません。例えば東京に住んでいる人であれば、30分以内に神奈川や埼玉、千葉へ行くことができます。同じ市区町村だけで探すと候補は少なくなります。そこで、他の自治体まで含めるのです。

なおショートステイでは、「18歳以上の成人向け」と「子供・障害児向け」で利用できるショートステイがわかれています。そこで、対象年齢に合った短期入所施設と契約するといいです。

・長期利用の場合、事前に1泊しておくといい

なおショートステイで何泊もする場合、初めて利用する施設であれば、長期予約をする前に1泊のお試し利用を済ませておくといいです。そうしておけば、施設のルールが事前にわかります。

また短期入所では、他に複数の障害者が生活している場所で寝泊まりすることになります。そこでお試し利用しておけば、他の障害者や世話人の様子もわかります。こうしたお試しを利用していれば、障害者にとって施設の合う合わないが事前にわかります。

ショートステイですぐ入れるための工夫をする

障害者・障害児の数に比べて施設数は少ないため、直前ではショートステイにすぐ入れる可能性が低いです。そのため、1~2か月前など可能な限り早めに予約を入れましょう。土日は特に予約で埋まりやすいため、早めの予約が必須です。

それでは、直前になってすぐ利用したい場合はどうすればいいかというと、少なくとも2か所利用は必須です。できれば、より多くの施設と複数契約しておくと、どこかで空きを見つけやすくなります。

このときは同じ自治体だけでなく、他の自治体まで含めてショートステイ先を探すといいです。また初めて利用する施設の場合、何泊もする予定なのであれば、事前にお試し利用をしておくと安心です。

空きがないとショートステイを利用できません。また事前に契約していないとすぐ利用できません。さらには、複数利用がショートステイで適切です。こうした短期入所の事情を理解してショートステイを活用しましょう。

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