障害者手帳によって多くのサービスが割引となります。その中の一つに映画館があります。障害者割引により、1000円で映画を見ることができるのです。

このとき映画館では、同伴者についても障害者割引が適用されます。付き添い人は誰でも問題なく、親や友人、恋人を含めてあらゆる人で適用できます。障害者手帳やアプリを提示することにより、割引料金となるのです。

なお特殊な映画(IMAXなど)については、障害者割引に対して追加料金が加わります。そのため、必ず1000円になるわけではありません。

それでは、障害者はどのように考えて映画館の割引制度を利用すればいいのでしょうか。障害者手帳を利用して映画館の割引を得る方法を解説していきます。

障害者は映画館の利用料金が1000円

割引のない日では、通常料金は高いです。映画館によって料金は異なるものの、2000円などの金額になります。

ただ障害者については、割引を利用できます。障害者手帳を保有している場合、手帳は「障害者である」という証明になります。そのため、障害者手帳の保有者は1000円と格安料金になるのです。

どの映画館であっても、このような格安料金となります。障害者で映画を楽しみたい場合、積極的に障害者手帳を利用しましょう。

障害者手帳の等級に関係なく割引可能

障害者手帳には主に3つの種類があります。以下になります。

  • 身体障害者手帳:体の機能に障害のある人
  • 療育手帳:知的障害のある人
  • 精神障害者保健福祉手帳:精神障害のある人

このうち、すべての障害者手帳で映画館の障害者割引を利用できます。また、等級は関係ありません。そのため、軽度の障害者であっても障害者割引を利用可能です。

同伴者についても一人は障害者割引の対象

障害者割引では、多くのケースで本人だけでなく、付き添い人についても割引が適用されます。これは、映画館での上映についても同様です。以下のように、どの映画館でも「同伴者一人まで障害者割引が可能」と記してあるはずです。

映画館の障害者割引が優れているのは、付き添い人は誰でも問題ないことです。通常、配偶者・親などの扶養者や施設の介護者でなければ障害者割引が適用されません。ただ映画館の障害者割引については、付き添い人は誰でも問題ありません。

そのため友人や恋人であっても、付き添い人として障害者割引を得られます。同伴者が誰でも問題ないのは優れています。なお三人で出向く場合、障害者本人ともう一人については障害者割引となりますが、三人目は通常料金となります。

IMAXや4Dでの割引はどうなるのか

それでは、映画を楽しむときにIMAXや4Dなど特殊な上映体系の場合はどのような料金になるのでしょうか。主要な映画館では、こうした上映も存在します。

この場合、障害者割引での料金に対して、定められた追加料金を支払うことによってIMAXや4Dなどの上映を楽しむことができます。追加料金は映画館によって異なりますが、例えば以下のようになります。

障害者は利用料金が1000円であるため、この例の映画館でIMAXを楽しむ場合、1600円になります。またMX4Dでは2200円となります。このように、1000円から既定の料金が上乗せされると考えましょう。

割引のやり方は手帳またはアプリを提示する

それでは、どのように映画館の障害者割引を利用すればいいのでしょうか。予約をせずに映画館へ出向く人は非常に多いです。このとき、自動券売機または窓口で購入することになります。

どちらで購入してもいいですが、障害者割引にて購入しましょう。どちらの方法であっても、1000円でチケットを購入できます。

なお自動券売機については、最初の表示ではなく、2ページ目以降に障害者割引が表示されることがよくあります。そこで窓口ではなく、自動券売機でチケット購入する場合は他のページも含めて探しましょう。

ネット予約でも問題ない:入場時に提示する

または、ネット予約によって事前購入しても問題ありません。ネット予約についても、障害者割引にてチケットを購入できます。どの種類のチケットを購入したいのか選択できるため、障害者割引を選びましょう。

その後、支払いをすることによってネット予約が完了します。

なおチケットの購入場所が窓口や自動券売機、ネットに関係なく、入場時に障害者手帳(またはアプリ)を提示する必要があります。そのため、障害者であると提示できるように用意しておきましょう。

車いす利用やバリアフリー上映の利用が可能

なお障害者なのであれば、映画館で利用するときにバリアフリーの仕組みも活用しましょう。例えば車いすの利用者であれば、車いすにて利用できるスペースが存在します。

また、聴覚障害者や視覚障害者に対応したバリアフリー上映も存在します。以下のマークがある映画館については、バリアフリー上映の利用が可能です。

聴覚障害者については、字幕を表示するメガネを利用することで映画を楽しめます。視覚障害者では、イヤホンを用いた音声ガイドを利用できます。

これらの機器は貸し出してくれるため、聴覚障害者や視覚障害者であっても映画を楽しめるというわけです。そこで必要であれば、これらのサービスも活用しましょう。

映画館の利用で障害者割引を利用する

障害者手帳の利用はメリットばかりですが、その一つに映画館の割引があります。障害者手帳(またはアプリ)を提示することにより、利用料が1000円になります。

提示する障害者手帳の種類は何でもいいです。また軽度であっても有効であるため、割引対象者は多いです。さらには同伴者についても一人まで障害者割引を利用でき、付き添い人は親や配偶者に限らず誰でもいいです。

実際のチケット購入や予約では、障害者割引を利用しましょう。その後、入場時に障害者手帳やアプリを提示できるようにしておけばいいです。

割引日を狙う必要なしにいつでも低料金で映画を楽しめるのが障害者です。そこで障害者が映画館へ出向くとき、忘れずに障害者割引を利用しましょう。

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