ゆうみのいえ：愛知県一宮市の障害者グループホーム

愛知県一宮市にある「ゆうみのいえ」では、入居者へのサポートとして以下の4点を重視しているのが特徴です。

• 食事内容：栄養バランスとおいしさの両立
• 自由な生活：ゆるい制限
• 介護美容ケア：自己肯定感が高くなり、社会参加しやすくなる
• 各種申請のサポート：生活保護申請の手伝いなど

例えば食事では、栄養バランスとおいしさの両方を兼ね備えています。毎日おいしく食べられるように家庭的な味わいとなっており、健康管理と食の楽しみを両立しています。このときアレルギーのある方であっても、個別対応できます。

また自由な生活を過ごせるよう、必要以上に制限を設けず個人の生活スタイルを尊重しています。事実、門限は21時と他に比べて遅めであり、門限を過ぎる場合であっても事前に連絡があれば問題ありません。趣味や家族・友人とのコミュニケーションなどのために自由に外出が可能であり、自分らしい生活を送ることができます。

さらに「ゆうみのいえ」では、フェイシャルケアやフットケア、ハンドケア、メイク、ネイルなどの介護美容ケアを月1回受けることができます。身だしなみが整うことで、男性でも女性でも、見た目だけでなく心も健康になることを期待できます。また、自己肯定感が高まり、社会参加への意欲も向上しやすくなります。

また経済的に不安のある方も安心して入居できるよう、生活保護申請や障害者手帳の取得サポートも行っています。さらに敷金や礼金、保証人などが不要なのも安心です。

このように、さまざまな面でのサポートを受けることができ、不安なく自分らしい生活を障害者グループホーム（共同生活援助）で送ることができます。

ゆうみのいえ：多加木

管理者からのメッセージ

私たちは「安心して暮らせる場所をつくりたい」という気持ちで、グループホームを始めました。きっかけは、以前出会った利用者さんの「ここにきてから笑えるようになった」という言葉です。その笑顔が、今の支援の原点です。

そのような言葉・笑顔をいただけるように、私たちはその人のペースを大切にしています。ルールをいくつも作り、縛ることはせず、できることは自分で行い、困ったときは一緒に考えます。そうして利用者さんがのびのびと安心した生活を送れる、そんな「ちょうどいい支援」を心がけています。

このとき、うまくいったことも、うまくいかなかったこともありました。例えば支援を急ぎすぎるあまり、むしろ利用者さんの不満がたまり、症状が悪くなったり体調悪化につながったりしたこともありました。その中で学んだのは「焦らず待つこと」「小さな成長を一緒に喜ぶこと」です。

つまり焦る必要はなく、利用者さんに合わせて「行えることを増やし、徐々に就労や日々の生活を含めて自立できるようにする」というやり方が私たちの支援方法です。

なお、あくまでも個人への対応を重視しているため、レクリエーションなどは実施していません。これは、レクリエーションを嫌う利用者さんも多いからです。その代わり、「〇〇へ出かけたいので援助してほしい」「自分に合った就労先を見つける手助けをしてほしい」などの場合、利用者さんのペースに沿ってサポートいたします。

当然、どのような障害の方でも、以前はできなかったことをできるようになるように寄り添い、支援させていただきます。

ここはただ生活する場所ではなく、自分らしい生活や社会復帰を含め、利用者さんが望む未来を実現するために新しい一歩を踏み出せる場所です。安心できる家として、そして仲間と共に笑顔で過ごせる場所として、ぜひ私たちのグループホームに来ていただければ嬉しく思います。

グループホームの事項

このグループホームへ直接問い合わせ